ダイビング用カメラなしでラパスのジンベエザメを撮る方法
ラパスでジンベエザメのいい映像を持ち帰るのに、高価な水中カメラはいりません。防水ポーチに入れたスマホや小型のアクションカメラは、どのみち過ごすことになる水面でよく働きます。コツはアングルと光、そしてしっかり持っておくことです。
スマホかアクションカメラで十分
ラパスのツアーはすべて水面で、ジンベエザメから数メートル以内で泳ぎます。深く潜ることはないので、水圧や色の抜けが本当の問題になることはなく、小さなカメラにぴったりです。
いちばん安上がりなのは、密閉できる防水ポーチに入れたスマホです。出発前に洗面台やプールでポーチを試し、濡れた状態でもビニール越しにタッチ画面が反応するか確かめておきましょう。
GoProのようなアクションカメラのほうが扱いやすいです。小さく、ハウジングに入れれば完全防水で、広角で撮れるので、2メートルほど先のジンベエザメもズームなしで画面いっぱいに収まります。
濡れる前に決めておく設定
設定はすべてボートの上で済ませておきます。濡れたポーチではメニューを操作しにくいからです。スマホやカメラでいちばん広角のレンズを選び、ジンベエザメが通り過ぎる途中で録画が止まらないよう画面ロックを切っておきましょう。
フレームレートを上げると映像がなめらかになり、あとでスローモーションにもできます。アクションカメラなら毎秒60フレームがちょうどいい落としどころで、午前中いっぱい持つだけのバッテリーも残ります。
前の晩に充電し、カードやスマホの容量を空けておきます。海に入る直前にレンズかポーチの窓を拭きましょう。水滴や汚れが一つあるだけで、撮る映像がすべてぼやけます。
しっかり持っておく
カメラは沈みますし、湾の底を探しに行くのは避けたいところです。ポーチやカメラにはリストストラップを付けるか、手を離しても水面に浮く浮力付きのグリップを使いましょう。
グループが海に入る前に、ボートの上でストラップと留め具を確認します。ジンベエザメが見つかるとガイドはすぐに入水の合図を出すので、そのときに装備をいじっている時間はありません。
動画で撮って、写真はあとで選ぶ
ジンベエザメは餌を食べながら泳ぎ続け、こちらも動いています。写真1枚だと、ぶれた尾や緑の水しか写っていないことがよくありますが、安定した動画なら全身がすべるように通り過ぎるところを捉えられます。
顔を水につける前に録画を始め、そのまま回しっぱなしにしましょう。あとで動画から静止画を切り出せますし、たいていのスマホやアクションカメラなら、シェアできるくらい鮮明なコマが残ります。

上からではなく横から撮る
ジンベエザメを真上から見下ろすと、斑点模様の背中くらいしか見えません。いちばんいいショットは横から、ジンベエザメと同じ高さで撮ったもので、大きな口と長く並んだエラ穴が見えます。
水面にとどまり、ジンベエザメと平行に、ひれより少し前を泳ぎます。上から潜って近づくのは通常のルールで禁止されています。そのほかは泳ぐときのルールのガイドにまとめています。
ガイドが決める距離を守りましょう。ふつうは体から2メートルほど、尾からはそれ以上です。広角レンズだと実際より近くに写るので、無理に寄る必要はありません。
緑の海と太陽
エル・モゴテ沖の海は緑色に霞んでいることがよくあります。その霞はジンベエザメが食べに来るプランクトンなので、濁った日ほど目撃が多いこともあります。
プランクトンがあるとカメラの見通しは短くなります。ルールで許される範囲でできるだけ近づき、太陽を背にして撮りましょう。光がレンズではなくジンベエザメに当たります。湾についてはジンベエザメが餌を食べる砂州のページで説明しています。
フラッシュもフィルターもいらない
ジンベエザメの周りでのフラッシュ撮影は禁止されていますし、どのみちレンズの前のプランクトンを照らすだけです。うっかり光らないよう、ボートを離れる前にフラッシュを切っておきましょう。
赤いフィルターは深場でダイバーが色を取り戻すためのものですが、水面近くではたいてい必要ありません。光は十分強く、色はあとで編集アプリで少し暖かくできます。
写真は買って、両手を空けておく
Cabo Adventuresはロスカボスで送迎し、パンガでの入水とタコスの昼食付きで約10時間の一日、約259ドルから。オプションで写真CDも販売しています。Viatorで4.9(口コミ1,100件以上)です。
写真を買うか、ガイドに頼むか
ここで紹介する中で写真の販売を掲載しているのは、Cabo Adventuresのジンベエザメ日帰りツアー(約259ドルから)だけで、オプションのCDです。カメラの手間なしで写真が欲しいなら、これがいちばん簡単です。
ラパス発の2つのツアーには写真サービスの記載がありません。カメラを持っているガイドもいるので当日聞いてみてもいいですが、当てにはしないでください。予算に入れておきたいほかの追加費用は料金ガイドにまとめています。
しばらくカメラを置く
1匹のジンベエザメと海で過ごせる時間は限られていて、画面越しに見ているとそれが全部終わってしまいかねません。1回目の通過は撮影し、2回目はただ眺めるという人も多くいます。
ジンベエザメは野生で会える保証はないので、映像はおまけと考えましょう。最初の朝に会えなかったら、ジンベエザメが現れないときにすることが2回目の計画に役立ちます。ポーチやストラップはボートの持ち物リストに載せています。